鉄瓶のお手入れ方法

使用後のお手入れ

鉄瓶は水分で錆びやすく、また、沸騰したお湯の温度が下がっていく時が一番発生しやすいので、使用後のお手入れがとても肝心となってきます。

お湯や水を入れたまま放置するのは厳禁です。使用後は鉄瓶が熱いうちに中のお湯を捨てるかポットなどに移して空にして余熱で乾かします。水分が残っていると錆の原因となるのでしっかり乾かしてください。(鉄瓶のふちや注ぎ口、蓋の裏などにもお湯が残りやすいのでご注意ください。)

水分が残ってしまった場合でも空焚きで乾かすことは出来れば避けてください。空焚きをしすぎると、内部の錆び止め(酸化皮膜)や外側の着色が剥がれ、鉄瓶を傷めてしまいます。余熱で水分が除ききれない場合はドライヤー等を使用して乾燥させるといった方法もお勧めです。保管する際は、湿気のない風通しのいい所に保管してください。
※シンクの下などは湿気が多いので避けてください。

鉄瓶外部のお手入れ

鉄瓶の外側を拭く場合は乾いた布を使用してください。また、鉄瓶が熱いうちに、煎茶を浸し絞った布で表面を軽く叩くように拭くと光沢や風合いが出てきます。錆が出ている場合は錆止めにもなります。
※鉄瓶が冷えている時にやると逆に錆びる原因になるのでご注意ください。

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