錆が出てしまったら
鉄は本来錆びるものですので、多少錆が出てきてもそのまま使い続けても問題はありません。気になる場合は煎茶を使用した修繕方法をお試しください。
空焚きしてしまったら
もし空焚きしてしまった場合は、そのまま自然に鉄瓶が冷めるのをお待ちください。慌てて急速に鉄瓶を冷やしたりすると、水蒸気で火傷をする危険性があり、また、急激な温度差によって鉄瓶が割れてしまうといった恐れもあります。空焚きによって鉄瓶が痛んでしまった場合はお手入れや修理が必要となってきます。
水漏れしてしまったら
重度の水漏れの場合は修理が必要ですが、じんわり染み出る程度の水漏れのは、お粥を煮込むことによって改善される場合があります。
内側に白いカビのようなものが出てきました大丈夫でしょうか？
鉄瓶を使用していくと、鉄瓶の内側に白い沈殿物が付着し始めますが、これはカビではなく、湯垢と呼ばれるとても大事なものですので決して洗い落としたりしないようにしてください。この湯垢こそが鉄瓶を錆びにくくし、また、沸かしたお湯が美味しくなる秘訣なのです。
お湯に黒い粒（カス）のような物が混じっているのですが大丈夫でしょうか？
鉄瓶でお湯を沸かすと稀に黒い粒（カス）のような物が混じる事がありますが、これは、金気止めで作った酸化皮膜（黒錆び）が剥がれたものか、水漏れを修繕した際の漆などが剥がれてきたものと考えられます。
お湯を沸かす際にどれくらい水を入れればいいでしょうか？
8分目程度を目安に水を入れてください。目一杯に入れてしまうとお湯が沸いた際に吹きこぼれる恐れがあり危険ですのでご注意ください。
IHで使用可能でしょうか？
鉄瓶は鉄で出来ているので、ほとんどの鉄瓶はIHでの使用が可能ですが、稀にIH非対応の物もありますのでご注意ください。
