鉄瓶でお湯を沸かすと稀に黒い粒(カス)のような物が混じる事がありますが、これは、鉄瓶を製造する工程で、高温で鉄瓶を焼く事により酸化皮膜(黒錆び)を作り鉄瓶を錆びにくくする金気止めという処理を行うのですが、その酸化皮膜(黒錆び)が剥がれたものと考えられます。もう一つ考えられるとすれば、鉄瓶を仕上げる際に水漏れ等があった場合、漆などで修繕をしますが、それが剥がれてきたという可能性もあります。いずれの場合も、お湯を沸かしていくうちに無くなってくると思われ、また、天然素材ですので万が一飲み込んだとしても身体には害はありませんのでご安心ください。
鉄瓶の使用方法