鉄瓶について

鉄瓶について

鉄瓶のデメリット

メリットが多い鉄瓶ですが、デメリットもあります。まず、1番気になる点は「錆び」についてだと思います。しっかりと乾かし、空焚き等に気を付ければ極端に錆びるといった事はないのですが、電気ケトル等に比べればどうしてもお手入れの手間は必要です。
鉄瓶について

鉄瓶のメリット

鉄瓶には趣があるだけではなく、水を美味しくする、鉄分が補給できるなどといった様々なメリットがあります。
鉄瓶について

骨董鉄瓶について

骨董鉄瓶の本物の見分け方などについて。骨董鉄瓶につきましては、非常に多くの紛い物が出回っているので注意が必要です。意図的に偽っているもの、販売者の知識不足によるもの等様々ですが、余程専門的知識がないと本物を見分けるのは難しいかと思います。
鉄瓶について

砂鉄鉄瓶とは

鉄瓶には原材料に鋳鉄ではなく主に砂鉄が使用された砂鉄鉄瓶があります。砂鉄は、古来、日本の製鉄の主原料でしたが、現在は基本的に採掘されておらず、また、制作には特殊な技術を要する為、取り扱える職人は限られており、非常に貴重なものとなっています。
鉄瓶について

鉄瓶の内側に白く塗ってあるものは何?

新品の鉄瓶の中には、内側が白く塗られているものがありますが、これは炭酸カルシウムで、錆止めに焼き付けられている漆の匂いを消すために塗られているものです。人体には無害なので、水洗いをすればそのままご使用頂けます。
鉄瓶の豆知識

IH調理器の仕組み

IHとはInduction Heating(誘導加熱)の略で、電磁誘導によって加熱させる調理器の事をIH調理器といいます。磁力発生コイルに高周波の電流を流すと磁力線が発生し、上に置かれた物に渦電流を発生させ、抵抗により発熱するという仕組みです。
鉄瓶について

火鉢を使った鉄瓶の使用法

昔ながらの鉄瓶の熱源である火鉢は道具を揃えたり、注意点等も色々あるので大変ですが、鉄瓶でお湯を沸かすのに最も適した熱源の1つです。炭火は炎ではなく、遠赤外線で加熱している為、いわゆる「強火の遠火」が可能で、鉄瓶へのダメージも少ないです。
鉄瓶について

鉄瓶の製作に使用する道具

鉄瓶の製作には数多くの道具が使用されますが、その一部をご紹介。鋳造、仕上、着色、彫金など、様々な工程を経て製造される鉄瓶において、1番最初の形を作り出す工程である鋳造で重要な役割を果たすのが溶解炉です。
鉄瓶の豆知識

ホーローって何?

ホーローとは金属素材の表面にガラス質の釉薬を焼き付けたものです。強度があって熱伝導がいい金属の良さと、耐食性や光沢の美しさといったガラスの良さを併せ持っていて、食器、調理器具、浴槽などの家庭用品から道路標識といった物まで幅広く使われています。
鉄瓶の豆知識

不幸中の幸い?大火災によって発見された錆止め方法

高温で鉄瓶の表面に酸化皮膜を張る「金気止め」という錆止め技法がありますが、これは、明治時代に盛岡で大火災があり、鉄瓶の工房が焼けてしまった時に、焼け跡から出てきた鉄瓶や釜を使ってみたところ、錆が出なかった事から考案されたといわれています。