富永 直樹(とみなが なおき)

富永 直樹(とみなが なおき)
生誕1913年~没2006年(92歳)

長崎県出身の彫刻家。東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科塑造部において主に同郷の北村西望に師事し、同学部を首席で卒業。在学中に日展の前身である文展において「F子の首」が初入選。以来、日展を主な舞台に活躍し、昭和25年から27年にかけ3年連続で日展の特選を受賞。昭和43年日展に出品した「平和の叫び」で文部大臣賞、昭和47年の「新風」で日本芸術院賞を受賞。昭和59年に文化功労者、平成元年に文化勲章を受章。また、インダストリアル・デザイナーの草分け的存在としての一面も持っており、デザイン産業界の基盤形成にも貢献した。

1913年 長崎市にて出生
1933年 東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻科塑像部入学
1936年 文展「F子の首」初入選
1956年 第6回日展「殊勲者」特選受賞(以降3年連続受賞)
1968年 第11回 日展「平和の叫び」文部大臣賞受賞
1972年 第3回 日展「新風」により日本芸術院賞受賞
1975年 長崎県の依頼により原爆戦災復興記念碑として「椿咲く丘」を長崎平和公園内に建立
1979年 日展理事長に就任
1981年 金沢美術工芸大学客員教授となる 紺綬褒章受章
1982年 「富永 直樹彫刻作品集」を実業之日本社より発行
1983年 国宝保存会委員
1984年 文化功労者顕彰
1986年 日本彫刻会理事長に就任
1989年 文化勲章受章
1990年 長崎県名誉県民となる
1997年 東京都新宿区名誉区民第一号の称号を授与
2006年 逝去

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