砂鉄鉄瓶とは
鉄瓶百科
鉄瓶~育てる楽しみ~
鉄瓶は使い続ければ続ける程、味わいが出てきますし使い勝手も良くなります。鉄瓶は使い込んでいく内に、湯垢が付着して中が白くなってきて錆びにくくなります。また、沸かしたお湯も鉄瓶が育つ程、より美味しくなります。
鉄瓶のデメリット
メリットが多い鉄瓶ですが、デメリットもあります。まず、1番気になる点は「錆び」についてだと思います。しっかりと乾かし、空焚き等に気を付ければ極端に錆びるといった事はないのですが、電気ケトル等に比べればどうしてもお手入れの手間は必要です。
鉄瓶のメリット
鉄瓶には趣があるだけではなく、水を美味しくする、鉄分が補給できるなどといった様々なメリットがあります。
骨董鉄瓶について
骨董鉄瓶の本物の見分け方などについて。骨董鉄瓶につきましては、非常に多くの紛い物が出回っているので注意が必要です。意図的に偽っているもの、販売者の知識不足によるもの等様々ですが、余程専門的知識がないと本物を見分けるのは難しいかと思います。
砂鉄鉄瓶とは
鉄瓶には原材料に鋳鉄ではなく主に砂鉄が使用された砂鉄鉄瓶があります。砂鉄は、古来、日本の製鉄の主原料でしたが、現在は基本的に採掘されておらず、また、制作には特殊な技術を要する為、取り扱える職人は限られており、非常に貴重なものとなっています。
籐って何?
銀瓶の持ち手にも巻かれている籐(トウ)は、ヤシ科のつる性植物でラタンともいいます。東南アジアを中心に熱帯雨林地域のジャングルに自生する植物で、籐の繊維は植物中で最長かつ最強ともいわれており、丈夫で軽く、柔軟性もある事から、様々な用途に使用されています。
100円硬貨は昔は銀で出来ていた!?
現在の百円硬貨は白銅(銅75%、ニッケル25%)で出来ていますが、1966年(昭和41年)までは銀(銀60%、銅30%、亜鉛10%)で作られていました。100円銀貨が初めて発行されたのは1957年(昭和32念)でした。
銀座の由来
日本を代表する高級商店街として知られる「銀座」ですが、地名の由来は、江戸時代に設立された幕府の銀貨幣の鋳造所(銀座)がその場所にあった事からこれが地名として定着したものです。金座は静岡市葵区金座町として名前が残のこっています。
銀の多種多様な用途
銀はその特性により、実に多種多様な分野において利用されています。その一部をご紹介させて頂きます。鏡:鏡には金属中で最高の反射率を持つ銀の特性が利用されています。
また、LEDの反射板など、反射を必要とする様々な物に銀が使用されています。
医療、衛生分野での銀の利用
銀は古来より世界中の医療、衛生分野で使用されてきました。ギリシャでは、飲み物の鮮度を保つ為に銀の器が使われ、ローマでは銀の壷にワインを入れて保管していました。アメリカなどでは貯水タンクや樽に銀のコイン等を入れて殺菌し、安全な水を確保していました。